こんにちは。尾崎です。今回は「働くとは何か?」について考えてみたい(やや重いが・・・)。最近、私の身近に珍しい職場復帰のケースがあったので共有します。その社員は管理職で、育休から2年位のブランクがあり、今年の4月に復帰しました。
本人曰く、復帰後の条件として、「会社の体制も大きく変化していることから、自ら降格を希望した」と言う。その理由は「ブランクがあるため、以前と同じパフォーマンスを出すことが難しい」とのこと。何それ????????
普通では考えられない理由。なぜならこの制度はブランクがあることが当たり前。同じパフォーマンスを出せるかどうかなんて復帰してみなければ分からず、ましてやこのご時世、わざわざ給与を減額してまで復帰するという、不利益な選択を自ら下すことはマイナスと言わざる負えない。
その社員は、結果として半年後、同じパフォーマンスを発揮し、管理職に昇格した。日本の会社では、復帰に関して、同じ条件、同じ待遇がある程度保証されています。ただその権利を行使することは当たり前ではなく、復帰する会社、部署があってのこと。(同条件での復帰を否定するつもりは全くない。)
ただ、昨今、様々な場面で、権利は主張するが、義務を果たさないケースが目につくことも多いと感じる。結局のところ、その社員にとって働くとは何なのか?それは、思いを共有する仲間がいる会社で働くこと、そして、その役割を最大限に全うすることが最も重要なこと(絶対に仲間の足を引っ張らない)であるとのこと。10年後、20年後も当たり前のように、会社が存続しているとは限りません。改めて、誰と、どのように働くか?ということを見つめ直そうと思える出来事でした。
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