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介護’離職’についてご存じですか?

2024年08月23日

みなさんは介護離職について現在どのくらいの人数がいるかご存じですか?
2024年度における日本の介護離職者数は約11万人です。
昨年とほぼ同数でそのうち女性が全体の約8万人を占めています。

そもそも介護離職とは、家族の介護を理由に仕事を辞めることを指しており
「仕事と介護の両立が難しい」が最も多く、続いて「介護をする家族が自分しかいない」などの理由が多くを占めています。
日本は2025年には国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上と言う超高齢社会を迎え16人に1人が認知症になると予測されています。
今後も介護問題が深刻化するなか介護離職をする人数も増加の一途を辿っています。
更に2025年はすべての団塊の世代が後期高齢者となり、国民の4人に1人が後期高齢者となる「2025年問題」に直面します。
このまま何ら対策を講じなければ、介護離職者はますます増えていくと考えられます

皆さんもご存じの通り、日本は少子化の悪化で労働人口が減少している状態のため、本来なら社会経験のある介護離職者の復帰に前向きであるべきです。
しかし現状は、介護を終えて再就職を考えた際の再就職率は約49.8%で、2人に1人しか現場復帰が出来ていないのが現状です。
更に介護で離職していた期間が長くなるほど復帰は難しくなる傾向があります。社会全体が、介護離職者の離職防止制度の拡充、受け入れを積極的に行う事が課題であるといえます。

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