こんにちは。ワタミエージェントのshiroです。
暑さも少し和らいできましたが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
先日、外国人の雇用労務に関わる講習に参加してきました。
そこで学んだ、“異文化理解とコミュニケーションの配慮”の一例を共有します。
「外国人スタッフに、指示や情報が正しく伝わっているのか?」
こんな思いを持っている方は多いと思います。(私もその一人です)
日頃、こんな会話、ありませんか?
例)会議準備当日の会話
日本人:「今日は、大事な会議があり、出席者が13時には来られるので10時までに会場の準備を進めて11時から関係者でリハーサルをしましょう。あと、会場の準備については、私も手伝いますが、少し遅れるので、出来る限り準備を進めてください。」
外国人:「はい。わかりました・・・・。」(何をすればいいのかなぁ・・・)
このレベルの会話、割とありますよね?
日本人であれば、「11時からのリハーサルに間に合うように、10時までに会場準備を進める必要があるな。大事な会議だから、いろいろ注意する必要があるな・・・等」と解釈できるはずです。しかし、外国人の方にとっては、情報が整理されておらず、言葉の配慮が足らない長い会話になっています。
結果として、当日、何も進んでいない!という恐ろしい結末も想定されそうです。
では、どうすれば伝わりやすくなるのでしょう??
答えは一つではありませんが、参考までに。
今日は、●時から大事な会議があります。会議に出る人は13時に来ますので10時までに会場の準備をします。会場の準備は、テーブルの設置まで準備を進めてください。その後11時から皆で本番の練習をします。
ポイントは、端的に(ダラダラ話さない)、簡単な言葉を使う(関係者⇒会議に出る人)、尊敬語、謙譲語の排除(来られる⇒来ます)、外来語を除く(リハーサル⇒本番の練習)などが挙げられます。
いかがでしょうか?
実際、私も彼らにあまり配慮せず、日本人同様に話しをすることが多いです。
ということは、私の日本語は伝わっていないな・・・と思います。
やさしい(わかりやすい)日本語を出来るだけ使うように心がけたいと思います。
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