こんにちは!カンボジア担当の飯田です。
先週までカンボジアへ出張していました。今回のメインは、在カンボジア日本大使館における日系送出機関10社の代表会合です。会合では情報共有と意見交換が行われ、私個人としては初めての参加で同じ業界で働く日本人に意見交換を行う良い機会となりました。また、大使館とのコネクションを得られたことにより、我々、送出機関とカンボジア労働省との間で度々起きる問題について、今後大使館を通じてスムーズに話を進めてもらうことができるようになりそうです。
情報共有の中で興味深かったのは、特定技能の業種拡大により自動車運送業種が加わったことで、自動車免許センターを兼ねている送出機関では、カンボジアで特定技能試験が受けられるように精力的に動いているとのことでした。日本でも2025年問題としてよく話題に上がっていますが、タクシーやトラックの運転手がほぼ外国人、という将来も遠くはないのかも、と思いました。
意見交換では、候補者の取り合いではなく、求人を共有し互いに協力して得意分野の募集を実施するようなことはできないか、議論させて頂きました。今回参集した送り出し機関が一つのグループとして機能し、更に大使館公認のグループとなることで、カンボジア政府とつながって多額の入校金をとっている送り出し機関や出国後は面倒を見ないような悪質な送出機関と比較して、大きなアドバンテージを取れるそんな動きに繋げて行きたいと考えています。そして満了帰国した実習生も共有して行くことで母国での就職先の提案もでき、実習生の将来についても手厚くサポートできる、そんな関係を目指したいです。
そのような形ができれば、円安で出稼ぎ先として魅力の低下している日本であっても、安心して実習生や特定技能として行き先として価値が上がって行くと考えています。
カンボジア送出機関 ARS https://arscambodia.com/
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