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「単純労働の担い手」「出稼ぎ」

2022年12月19日

こんにちは!  yuyaです。

今回は、自分のマイナス面も含め、感じていることを書いてみます。

私は、「国力維持への労働力不足への一助」「働きたい外国人の将来の夢へのサポート」、この2点でいまの仕事を始めました。

でも、3年ほど所属機関様や働く外国人と接して来て、特に「将来の夢のサポート」というのは、外れていたなぁと感じています。

 

弊社は、特定技能外国人と技能実習生のサポートを展開しているのですが、特に技能実習生制度で言われている「技術移転」という目的が有形無実なのはご存じの通りです。

両制度での職務内容は、高い技能が要求されるものではない単純作業がほとんどで、(一部で、それなりの技能を必要とする職種もありますが) 所属機関サイドは単純労働を行ってくれる低賃金の労働力として彼らを雇用しているのが実態です。

一方で、働く外国人達も、将来の自分の夢に向けての技能・経験を吸収しようという意識は希薄で出稼ぎの地としてこの国を選んだにすぎません。

出稼ぎですので、簡単な仕事、楽な仕事でそれなりの収入が得られるとハッピーとなるのです。そして、特定技能外国人は今よりも楽で稼げる仕事であれば、転職していきます。

そこに、将来やりたい仕事との関連性があることはまずありません。「将来の夢は?」という質問にも、「事業(なにかはイマイチ明確でない)をやりたい」「店をやりたい」といった漠然とした答えが多く、具体的な目標貯金額も明確になっていないことばかりです。これは、私にとっては非常に残念な事実でした。

制度の問題は、実態に合わせての改革は必須だと考えていますが、改革したとしても、「単純労働の担い手」、「出稼ぎ」の考え方を変えて行くようにしないと、先は見えているように感じています。

わたし自身、だからこうするべきだという解決策が見えていませんし、色々なご意見もあると思っています。ぜひ、忌憚のないご意見を頂戴できたらと考えています。

 

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