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特定技能2号は本当に幸せになれるのか

2023年08月01日

特定技能2号の対象分野の追加がされました~。
特定技能1号の12の特定産業分野のうち、介護分野以外の全ての特定産業分野において、特定技能2号の受入れが可能となりました。

さて、これは今特定技能1号の方にとっては幸せのでしょうか?

自分に置き換えて考えてみました。
もし自分が、外食で特定技能1号5年終えた後、特定技能2号で、未来永劫外食で働きたいと思うのか?
1. ずっと店舗だったら、帰国の道を考える。
2. 一般社員から副店長、店長、エリアマネージャーと評価でポジションが上がり、部署も変わるようなことがあれば残るだろう。
外食に限らず、農業でも飲食料品製造でも同じだと思います。
外食以外の業種は実習生からも移行可能です。
実習生から10年以上も同じポジションで当人は満足するとは思えませんから…

今、特定技能外国人を受け入れている企業で、特定技能外国人のキャリアアップを日本人社員と同様に考えてくれている企業がどれぐらいあるでしょうか。
しっかりと考えている企業様でも、キャリアアップできるのは一部で、それ以外の特定技能2号は、結局帰国するのではないかと思います。

家族帯同ができるのは良いけど、日本語が分からない家族を連れてきて誰が面倒看るのか?
本人が看るしかないけど、仕事に影響が出ませんか?
また、その子どもが日本の文化になじむことができなかったりしたら、日本社会からはじき出され、徒党を組み犯罪を起こして、メディアで叩かれるのではないの?

ちょっとネガティブに走りましたが、そんな負の面も政府は考えているのでしょうか。

196か国の中から、日本を選んでくれた外国人が日本で幸せに暮らし、日本人も外国人を尊重しながら生活できる世界が出来上がってほしいと思います。

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