こんにちは！ yuyaです。
先日（8月29日）の日経新聞に、「増える外国人材、どこから？」という記事が掲載されました。この記事を読んで感じることがあったので、ここに書いてみます。
この記事の元になるデータは、（IMFが試算した各国GDPなどから）JICAが各国の経済未見とおしなどから、2040年の来日外国人労働者数を国別に集計したものとのことです。それによると、19年実績と比べ、中国、インドネシア、タイなどからの来日は減って、ベトナム、ミャンマー、カンボジアからの流入が増加するというもので、特にカンボジアが0.6万人から13.1万人と約22倍にもなっていました。
当社は、カンボジアに子会社の送り出し機関を持っている関係で、カンボジア人技能実習生、特定技能外国人の支援も実施しています。その経験からすると、カンボジアの22倍は、感覚的に信じられないものでした。現在の円安などの状況から、カンボジアでの技能実習の希望者は減少傾向にあり、募集に苦慮しています。また、そもそも、総人口が他国と比較して少ない国ですから、その問題もあります。
恐らく、各国の経済力予想からの推定なので、こうなるのでしょうが、ちょっと偏った統計に感じています。
いずれにしてもこの国では、ますます、日本人の労働人口は減少するので、外国からの労働者受け入れは不可欠ですし、労働力確保の国際競争になんとか生き残っていかないとならないことは間違いありません。その為に、国レベル、企業レベル、個人レベルでどのように取り組んでいく必要があるのか、もっと活発に議論することが求められると考えています。
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