ブログ

内容が分からない時どうするのか

2023年12月05日

こんにちは!  yuyaです。

先日、新しく弊社に入社したベトナム人スタッフと国内出張に行きました。
今回はその時のエピソードを紹介したいと思います。

羽田から飛行機に乗ったのですが、私は空いていれば足元の広い非常口脇の座席を予約するようにしています。その日は、その座席が取れたので並びで座わりました。ご存じの方もいるかと思いますが、この座席に座るとキャビンアテンダントから脱出時のお手伝いの確認を受けます。

その際に、弊社のスタッフはバッグを手に抱えていたので、「こちらの席は、前に席がないので、座席下に置いて頂くことができませんし、離陸の時に抱えていることもできません。私の方で、バックを上に入れましょうか?」と聞かれました。それに対し、彼女は「ハイ、大丈夫です」と、さらにバックにペットボトルを入れていたので、「お飲み物を召し上がるようでしたら、お取りいただけますか」と、これにも「大丈夫です」と。
 
この一連のやり取りの後、キャビンアテンダントは彼女のバックに手を伸ばしてバックを受取ろうとしましたが、彼女は何するのという感じでバックを抱えました。それにより、もう一度同じやり取りがあり、私もフォローし、なんとかバックを上の荷物入れに預けることができました。こういった事は、良くあることなのかもしれませんが、私は彼女にこう注意をしました。
 「私たちは、サポートしている外国人達に、“会社の人や街の人に言われたこと指示されたことが分からない時”笑ってごまかしたり、とりあえず“はい”と答えたり、“大丈夫です“とは言ってはいけない。内容が分からない時は、理解できるまで”分かりません、もう一度“と何度でも確認すること。と教えている」「その教える立場のあなたが、言われていることを理解していないのに、”はい“とか”大丈夫“ですでは…
まず、自分が実践するようにしなさい」と。

 出張のスタートはこんな感じでしたが、最後は、特定技能外国人との面談を私と一緒に行う予定の場所に道に迷ったとの理由で時間になっても現れず、結局、面談は私一人で実施するというオチで終わりました。
帰りは新幹線でしたが、「これは時間を掛けてていねいに育成していかないとならないなぁ」と思いながら戻ってきました。