ベトナム担当のタオです。
ベトナムでも新型コロナウイルスが猛威を振るっています。そこで、ベトナムでのコロナウイルス対策について紹介したいと思います。
まずは、民間療法です。塩水でうがいするとか、ココナツの汁と生姜とレモングラスを煮込んで飲むと予防になるとか言われています。レモングラスと生姜とみかんの皮を煮込んだものを、大きいタオルで濾して汗が落ちるのを待ちます。この汁は、細菌や病気に対する抵抗力が増すと私の祖父もよく言っていました。
最近、都会だけでなく農村部も行動制限が実施され、自宅待機しないとならなくなっています。家族で1名だけ許可をもらって、必要な商品を買いに行きます。許可証を持ってない人は勝手に道に出たら罰金がかかります。私の実家でも、行動制限で買い物が大変だと母親がボヤいて電話をしてきます。家族は皆元気なのは良いのですが、毎日のように母親の愚痴を聞いているのには大変です。でも、私はこういった行動制限はやはり効果があるのではないかと考えています。それは、皆の意識が高まることにあるのではないかと思っています。
ベトナムはこんな感じですが、今私の住んでいる日本では緊急事態宣言が出ていても多くの人が通勤通学で出かけていますし、繁華街などは人が沢山います。サポートしている技能実習生や特定技能外国人も普通に働いています。
国によって方法は様々だと思いますが、コロナに対する各国の皆さんの意識は少しずつ差が開いてしまっているのではないでしょうか。グローバルで人・モノの往来が盛んな現代においてのパンデミックという危機に際して、その差は大きな問題になるように感じています。