こんにちは、外国人材の教育プログラムを担当している、「てっしー」です。今回は、皆様に嬉しいご報告があります。
去る11月某日、以前ブログで紹介させ頂いていた異業種の就業体験会を2回に分けて実施いたしました！！
今回は飲食料品製造業で働いている4人に、ホールの店員として「焼肉の和民」の店舗（「当社はワタミグループの一員」という強みを活かしました）にて接客を経験してもらいました。彼女たちは将来母国で自分の店を持ちたい、日本語を使った仕事をしていきたい、という夢を持ちこれまでずっと仕事も日本語学習も継続して頑張っていたので、このチャレンジの第1号として選ばれました。
4人とも飲食店での勤務経験がなかったので、事前に毎週1時間1回のオンライントレーニングを4回行い、接客の基本を覚えていきました。やる気いっぱいで、毎回熱心にメモを取り、学んだことはしっかり復習して覚えていました。合計4時間のトレーニングでしたがこちらが教えた内容を驚くほどしっかり理解してくれました。
店舗での就業体験当日は、体験の様子を撮影しているカメラに緊張しているところもありましたが、お客様のいない時間帯に声出し、歩行、お料理の提供、片付け等の実践をし、最後の1時間は、実際にお客様への接客までを体験しました。トレンチ(お盆)でお料理やドリンクを提供する難しさに四苦八苦したり、緊張のあまりお料理の説明が抜けてしまったりなど色々ありましたが、みんな常に笑顔と元気な声出しを意識し(ホール業務では一番大切です！！)、分からない所は自ら積極的に質問するなど、楽しく一生懸命学んでいました。体験会を実施させて頂いた「焼肉の和民」の店長からも「ぜひ、うちのお店で働いて欲しい！」とのお墨付きを頂き、この1ヶ月学んできたことを十分に発揮できた会となりました。
本人達も、「こういった機会を与えてもらえてとても感謝しているし、自分の夢・目標のためにもっと頑張ろうと思った！凄く勉強になったし、楽しかった！」ととても充実感を滲ませていました。我々も今回の異業種就業体験会の実施を通して、こういった機会をもっと提供できるようにし日々一生懸命に働いている外国人材がもっとワクワクして自分の夢・目標を描いて頑張れる世界を創っていきたいと強く思いました。
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