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世界平均給与ランキングから見る今後の日本

2022年06月28日

2020年の世界平均給与ランキング(データ:経済協力開発機構(OECD))です。1位アメリカ2位アイスランド3位ルクセンブルク4位スイス5位オランダ。さて、日本は、、、?経済協力開発機構(OECD)加盟国中、日本は22位と韓国(19位)より下位です。OECD加盟国の平均よりも下位です。

日本は、1997年から2020年の上昇率は0.3%。23年以上給料が上がっていないのです。

 

今、どこの国もでは人材不足で全世界で人材の取り合いになっています。

日本の技能実習制度は、最低賃金で、転職不可、手取り10万円~12万円くらい、特定技能は、日本人と同等の給料で、職業によって異なりますが手取り10万円~20万円といったところでしょう。

一方、フランスでウェイトレスで働く場合フランス語は必須ですが、初任給は諸経費を除き、月額1670ユーロ(約23万6200円)で、2年間勤務後には給与の上昇は必須な上、宿泊費、食費、移動費などの生活費は雇用主が負担する。

韓国の外国人労働者は、韓国人労働者と同等の賃金・待遇で雇用され、転職を3回まで認められています。

 

グローバルに事業を展開する金融大手HSBCホールディングスが発表した「各国の駐在員が住みたい国ランキング(2019年)図2」では、日本は、33か国中32位。賃金については最下位、ワークライフバランスについても最下位、子どもの教育環境についても最下位。日本よりランクが上位の国の中に、ベトナム(10位)、フィリピン(24位)、インドネシア(31位)といった国が入っています。この2つのデータを見て皆さんはどう思いますか?

私は、近い将来日本人も日本で働かなくなるでのはと思います。今の小学生は英語授業が必須で、英語を話せれば就活は日本に限ることなく世界も視野にできます。あえて安い賃金の日本にとどまることはないでしょう。

この私でさえ、日本より海外で働こうかなと思ってしまいます。だって、ずっと給料は上がってないんですもの。日本にいたら、あと10年でどれくらい給料上がるのでしょうか。海外に行った方が良いかもと思ってしまいます。

 

安い賃金で外国人を雇おうと考えている雇用主の皆さん、その考えはもう通じません。日本は安全だから、先進国だから、外国人もたくさん来たがるでしょうと思っていませんか。日本の給与水準は国際的に魅力がありません。どんなに安全な国でも、給料が高くないと世界の求人に負けて、人なんて集まりません。

 

図1※平均賃金は、国民経済計算に基づく賃金総額を、経済全体の平均雇用者数で割り、全雇用者の週平均労働時間に対するフルタイム雇用者1人当たりの週平均労働時間の割合を掛けることで得られます。この指標は、2020年を基準年とする米ドルと購買力平価(PPP)で表記されます。

 

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