カンボジア送り出し機関ARS担当の川井です
前回に引き続き、技能実習生の主要な送り出し国のワクチン接種状況を調査しました!
(調査国:主要な送り出し国9か国+日本の合計10か国)
前回調査8/3時点から2か月が経過し、大きな数字の変化が見られた2か月でした。
特筆すべきはカンボジア、マレーシア、日本が2か月間で完全接種率30%以上も増加したことにあると思います。モンゴルは接種率1位を前回調査時まで長らく維持してきましたが、今回でカンボジアが本調査における接種率1位に上昇しました。各国ともに、ワクチン接種率は増加しておりますが、これから気になってくるのは、ワクチンの種類かもしれません。
特に、送り出し機関様、監理団体様、登録支援機関様、受け入れ企業様にとっては、日本入国規制の緩和が最大の関心事と思います。先月9/27に外務省から「海外から日本への入国に際し有効と認めるワクチン接種証明書について」という日本入国規制の一部緩和に関する情報が公表されましたのでお知らせいたします。
「海外から日本への入国に際し有効と認めるワクチン接種証明書について(2021年9月27日現在)」
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/certificate_to_Japan.html
【抜粋】接種したワクチンのワクチン名/メーカーが、以下のいずれかであること。
➀コミナティ(COMIRNATY)筋肉注射/ファイザー(Pfizer)
➁バキスゼブリア(Vaxzevria)筋肉注射/アストラゼネカ(AstraZeneca)
➂COVID-19ワクチンモデルナ(COVID-19 VaccineModerna)筋肉注射/モデルナ(Moderna)
※ ワクチン名/メーカーは日本における名称です。
重要なポイントは、「ワクチンの種類」、「ワクチン接種の公的証明」、「ワクチンを2回以上接種」、「2回目のワクチン接種から14日間経過している」です。詳しくは外務省のウェブサイトをご確認ください。
業界内では、いつ日本入国の規制が緩和されるのか、様々な憶測が飛び交っておりますが、くれぐれもフェイクニュースには惑わされず、政府からの情報発信を待ちながら準備を行っていく必要があると思います。
今後も、ワクチン接種や入国再開等に関する情報を発信していきますので、ぜひ弊社のFacebookページをフォローしてくださいね!
送り出し機関ARS:https://arscambodia.com/
引用:札幌医科大学医学部 附属フロンティア医学研究所 ゲノム医科学部門の統計データより抜粋(https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/vaccine.html)