2022年02月15日
こんにちは!カンボジア担当の飯田です。
毎月、実習生や特定技能外国人にテレビ電話でカウンセリングをしています。私はカンボジア語で会話してしまうのであまり気にかけていなかったのですが、ある日企業様から「報告」という単語の意味を分かっていない子がいる!と連絡が来ました。
実習生たちには、アプリでの日本語学習を推奨していますが、やる人とやらない人には差があります。カンボジアでは在学中一生懸命勉強していたのに、日本入国後、仕事で疲れて帰ってきて勉強なんてしたくない、という人も多いのが現状です。
そこでこの度、日本各地に点在している実習生、特定技能外国人に統一試験を行いました。
我々が彼らの履修度を把握するのみならず、本人たちに自分自身のレベルを認識してもらうためです。
結果として、長く日本に居る特定技能外国人が上位に並びましたが、中には5年在住していても20点以下の人もいました。
今回の試験結果を企業様にも共有し、全国トップ10の人には企業様から直接表彰をして頂きます。統一試験は今後も年2回やっていこうと考えているので、闘志を燃やしてくれる子がいれば… と望んでいます。
更に、寮から近い自治体の日本語教室を調査し、皆に紹介することも予定しています。こうして、様々な学習機会を提供することで、学習に対してしり込みしている実習生たちに発破をかけています。できるだけ日本で長く働きたい、という彼らの思いを実現させるためにも、我々も引き続き尽力していきます。
送り出し機関ARS:https://arscambodia.com/