こんにちは!カンボジア担当の飯田です。
3月から日本入国の水際対策が緩和され、ついにカンボジアから日本へ技能実習、特定技能外国人の入国が始まりました。
今月は毎日のように出国書類の作成と、「私はいつ日本に行けるの!?」という怒涛の問い合わせにてんやわんやの毎日です。
そんな中、私は先日のお迎えに羽田空港へ行って参りました。
空港で到着から待つこと2時間、やっと空港のゲートから待っていた女性が現れました。
彼女は3年間の技能実習の後に一時帰国をし、すぐ日本に戻る予定であったのにも関わらず、コロナで2年以上も待機する形となっていました。
私が「よく2年待ったね、おめでとう!」と声をかけると、「待ちくたびれたけど、本当に嬉しい!」と空港ではしゃいでいました。
彼女は家で母と姉と食堂をする傍ら、田畑を借りて商売をしていました。
しかし母親が病気のため、先の実習3年間で貯めた280万円は全て治療費に使ったといいます。今後も母のために働かなくては実家にお金がないといいます。
彼女がカンボジアに帰ってからは、これからの実習とは異なる食堂と畑をまたやるつもりだと言っていたのは少しショックでしたが、将来特定技能まで頑張って畑を大きくして商売ができたらいいね、と話しました。
今後、私達は、毎月のカウンセリングで彼女を始めこれから続々と入国してくる技能実習生、特定技能外国人と話をします。毎日の生活をサポートし、将来への夢を実現できるように、しっかりサポートして行きたいと思います。
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