2022年04月19日
こんにちは、カンボジア担当のソーちゃんです。
今日は私の大切な実習生についてお話しします。
当社のグループ企業であるカンボジア送り出し機関ARSからの実習生は、縫製業の実習生がたくさんいます。
カンボジアで縫製工場にて何年も働いて実力をつけ、実技試験をクリアして面接に合格し、日本に来ました。
しかし今彼女たちは5年でターニングポイントを迎えます。
実習3号まで終えたのは良いのですが、縫製は特定技能の職種はないため、他職種に転向しないと日本では働けません。
最近は毎日そんな実習生の相談に乗っています。多くの5年目の実習生が、まだ日本に残りたい、どうしたらいいかと悩んでいます。いい子たちばかりなので、私もどうにか手助けをしたいと思っています。
多くの縫製業の実習生は、黙々と仕事をする現場のためか日本語能力が弱く、飲食料品や外食、介護など、特定技能試験の日本語レベルが高い職種での合格率は低いです。
そこで農業耕種・畜産試験であれば、試験がクメール語で受験可能なので、勉強資料を送って試験を受けるように薦めています。
その中の1人は、半年間勉強をして農業畜産試験に合格しました。
そして企業面接では緊張しつつも一生懸命自分で話し、無事合格することが出来ました。
彼女はあと5年日本で頑張ってお金を貯め、カンボジアで牧場を開きたいという夢を持っています。
そんな彼女たちの夢をかなえるために、私はこれからも彼女たちの背中を押して行こうと思っています。
送り出し機関ARS:https://arscambodia.com/